こんにちは ぷーてりです。
みなさんはお花屋さんと聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?
こんなイメージを持つ人が多いかもしれませんね↓
・お姉さんが店先の鉢にお水をあげているところ
(ドラマでよく見かけるシーン)
・花束を作ってくれるところ
・母の日、何かの発表会のときのプレゼントで利用するところ
今回は私のアルバイト経験から花屋の仕事について紹介いたします!
この記事がおすすめの人↓
・お花が好きで季節ごとの花を知りたい人
・人の多い職場が苦手で、落ち着いた雰囲気のバイトが知りたい人
・大学生になったし、何かアルバイトを始めたい人
・近くに求人募集してる花屋があるけど応募に迷ってる人
花屋のアルバイト経験談
いつ、どのくらいの期間、どんな場所で働いていた?
大学2〜3年生の時に花屋のアルバイトをしていました。
働いていた期間は1年3ヶ月くらいだったと思います。
場所は駅前にある地元の花屋さんって感じのところでした。
働き始めたきっかけは?
友達からの誘いがきっかけで働くことになりました。
なのでバイトルやタウンページなどの
アルバイト情報サイトで応募した訳ではありません。
誘ってくれた友達が元々花屋でアルバイトをしていて、
バイト先に遊びに来てよ〜といった感じに初め声をかけられました。
この時はまだバイト勧誘といった雰囲気ではありませんでした。
遊びに行ったら店長に友達ですと紹介され、
今日少し花屋の手伝いしてみる?と店長に誘われ、
ペットのお墓にお供えするようの小さな花束作りを手伝いました。
手伝いの最後、今日のお礼ってことでひまわりの花束をいただきました。
そしてそのまま成り行きでうちで働かない?と誘われ、働くことになりました。
この時の私は月に1〜2回程度の別のアルバイトをしていましたが、
他にも何かアルバイトしてみようかなと考えていたところでした。
働くことを決めた理由はこんな感じです↓
・前から花屋のアルバイトに興味があった。
・手伝いで花束を作った時、難しいけど楽しかった。
・鉢物に切り花にいろんな花を見ることができて面白かった。
・拘束感はない職場の雰囲気が良かった。
・店長の人が良さそうだった。
お礼のひまわりの花束がすごい嬉しかったのも理由かもしれません。
どんな仕事をしていた?
主に花のお世話、販売、配達です。
まずお店に並ぶ花はどこで手に入れてるのか?
それは花にも魚市場のように市場があります。
そこで仕入れてきた切り花(箱に入った状態)を軽トラで店まで運び、
店内で花を取り出し、茎の下部分を切り水あげを行います。
水あげとは、茎が水を吸い上げやすくするための作業です。
水あげした花を店内の商品用の花瓶に入れて販売します。
水あげ作業はそれなりに体力が必要でした。
例えば国産の一輪菊は茎がしっかりしています。
それが数十本束ねられた一束のものをまとめて手で茎を折ります。
仕事中手が水で濡れてることが多いので、
濡れて柔らかくなってる皮膚に茎の繊維があたると痛いので
手のひら側がゴムになってる赤い丈夫な手袋をして作業をしていました。
<花のお世話>
花のお世話は花瓶の中の水の入れ替え、
鉢物の水やり、ダメになった部分の除去をしてました。
花瓶の中の水は数日たつと澱んできます。
澱んだ水を吸い上げていたら花も元気がなくなっちゃいますよね?
なので水の様子をこまめに確認して綺麗なものにしていました。
夏の時期は特に水が汚れてくるのは早かったので気をつけていました。
店頭にある鉢物への水やりは初めの時、
ジョウロで花よりも上から水やりしたら怒られました。
花びらに水が乗ると重みで落ちやすくなるからです。
一つ一つの鉢に対して葉よりも下にジョウロを入れて、
土に直接水が行き渡る様に教えられました。
このときに改めて「花が商品」という自覚を持ちました。
花も生ものなので売り出されてから時間がたつと
ダメになってきます。
葉っぱが黄色くなったら取りさり、
茎の下端がデロデロしてきたらカットしてました。
<花の販売>
切り花は1本単位で販売してました。
あとお墓が近いことも関係してますが
「仏花」というものは花束単位で販売していました。
仏花は文字からもイメージしやすいかと思いますが、
お墓など仏様にお供えする用のお花です。
お店によって花の組み合わせは変わって来るかと思いますが、
白菊、黄色菊、中央に赤い花、手前に紫の花などを組み合わせていました。
あらかじめ組まれてると、
とりあえず仏様用の花が欲しい人にとって買いやすいため、
結構買う方が多かったです。
あとは店舗ではなくて、お墓で花の販売をしたこともあります。
お墓の入り口にある小さな建物内にずっと座って、
墓参りに来た方にあらかじめ作った仏花を販売してました。
常に墓参りの人がいるわけでもなく、
1人でお墓に囲まれて販売をするのはなかなか趣ありましたね。。
<花の配達>
「花キューピッド」というお花の宅配サービスがあります。
全国あちこちの花屋がこのサービスに加盟してます。
依頼のお届け先に近い花屋が仕事を引き受けて、
自店舗で花束やフラワーアレンジメントを作り、
お客様のところまで商品をお届けするサービスです。
近所のマンションのところまで配達した時、
お届け先がご年配の方が多く、
配達時にちょっと雑談したりして楽しかったです。
たぶん孫のように接してくれたんだと思います。
あと少しイメージしてなかった仕事として、
お通夜・お葬式の設営準備のお手伝いがありました。
遺影の写真周りに横長にお花の飾りがズラーっとありますよね?
そのお花飾りを運んだり、
お葬式に参列する各一家の代表の方のお名前の札が挿さった
鉢物の生花を自転車の荷台にくくりつけて運んだりする仕事もしました。
花屋は生きている誰かのお祝いに対面することが多いと思っていましたが、
実際はお寺でのお葬式などに花を届ける仕事が意外と多くありました。
どんなお客さんが来るの?
来るお客さんとしてはご年配の方、女性の方が多かったですね。
具体的にはこんな感じです↓
・趣味で花を生ける人
・奥さんのお誕生日用にお花を買う旦那さん
・母の日にお花を買いに来た小学生の男の子
・卒業式に担任の先生に花束を渡したい女子高校生
・友人のピアノの発表会に渡したい人
・正月花や菖蒲湯など、季節ものを買いたい人
・お墓のお供え用の花束が欲しい人
給与はどのくらい?
時給860円くらいだったと思います。
東京都にあるお店であることを考えると時給はかなり安いです。
交通費の支給を合わせたらなんとか当時の最低賃金になるかな?くらいでした。
花屋という仕事自体が
そんなに時給が高いものではないかもしれませんが、
おそらく栄えてる駅中によくある、
青山フラワーマーケットなどのお店はもっと時給は高いかと思います。
私が働いていたところは地域密着タイプの個人店なので
時給が安かったかもしれません。
代わりにアットホームな雰囲気で仕事ができたのが利点ではありました。
花屋に向いている人はどんな人?
もちろん1番はお花が好きな人!ベタですけど
他はこんな人が向いていると思います↓
・カラフルな景色の中で働きたい人
・植物に元気がなかったらすぐ気づけるような、
細かいところにまで目が届く人
・季節によって商品が変わるのを楽しめる人
・人が少ない職場で仕事がしたい人
・花を渡したい人の気持ちに寄り添いたい人
・手先が器用で花束のラッピングをしてみたい人
・お客さんの要望を聞き出せるコミュニケーション能力がある人
向いていない人はどんな人?
反対に向いていない人はこんな人です↓
・植物を触りたくない人
・極度に虫が苦手な人
(たまに花に吸い寄せられて虫がやってきます。)
・花なんてすぐ枯れちゃうのに、必要かな?とか考えちゃう人
・ガヤガヤと賑やかな職場で働きたい人
・お金をたくさん稼ぎたい人
・手の潤いが大事な人
(水仕事が多いので手を痛めやすいです)
・マニキュアしていたい人
・手先が不器用で花びらや葉っぱを全てもぎっちゃいそうな人
まとめ
花屋のお仕事についてご紹介いたしました。
主に仕事内容はお花のお世話、販売、配達です。
花を買う時って誰かを喜ばしたい時に買うことが多いですよね?
その瞬間に立ち会えるのはとても素敵な仕事だと思います。
また接客で人と接しますが店内の店員人数は少ないので、
職場の人間関係で悩むことは少ない仕事なんじゃないかなと思います。
もし今家の近くの花屋で働いてみたいけど悩むな、、って人は
一度働いてみてはいかがでしょうか。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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