【本】仕事でストレスをためない方法が知りたい!:「ストレスフリー超大全」レビュー

こんにちは ぷーてりです。

ぷーてり
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今回は、樺沢紫苑さん著作の「ストレスフリー超大全」についてご紹介いたします!

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・人から嫌われるのが怖く、自分らしく振る舞えない。

・職場の人間関係に悩んでいる。

・自己肯定感が低く、ネガティブになってしまう。

どんな本?

仕事・プライベート・家庭・健康などにおける

不安・ストレスとどう向き合っていくかについて、

具体的な方法や考え方を精神科医である著者 樺沢紫苑さんが教えてくれる本です。

本の厚み約2.3cmで、ゲームの攻略本のようなボリュームあるものとなっています。

「悪意を向けてくる人の対処法」、

「親子問題に向き合う方法」、

「どうしても仕事を辞めたいときの対処法」、

「嫌なことを忘れる方法」などなど、

いろんな場面における問題を取り上げて対処法を教えてくれています。

対処法の項目がたくさんあるので目次をまず見て、

今の自分に必要な対処法を優先的に拾い読みしていくのでも良いかもしれません。

この本を読んだきっかけですが、

私は去年職場のストレスでメンタルダウンしました…。

会社でも家でも急に涙が出てくるし、

頭もぼーっと霞んでうまく考えられない状態でした。

時間が経っていくらか自分で動けるようになってきた時、

自分の力で何かストレスを解消する方法はないかと思い、

立ち寄った本屋でこの本を見つけましたことがきっかけです。

お気に入りな対処法・考え方

実際に読んでみて、

この考え方大切だなぁ…たびたび思い出したい!と個人的に思ったところをピックアップします。

人から嫌われたくない時の考え方

人から嫌われるのって嫌ですよね…。

自分が関わる人とは仲良く、楽しく、関係を築いていきたい!ケンカなんてしたくない…と思います。

原因がわかった上で嫌われるならまだしも、理由もわからず嫌われてしまうことだってあるし。

そんな時はなぜ嫌われてるのかをずーっと考えてしまって、気がついたら日が暮れていた…なんてこともあります。

そういう時に思い出したい考え方!

それは「自分を嫌う人、好きな人、どちらでもない人の割合は1:2:7」。

こういう法則があるようです。

どちらでもない人を含め自分のことを嫌いじゃない人は、嫌ってくる人の9倍もいる。

そう考えると自分の味方になりうる人の方が多いことに気づけます。

嫌ってくる人に自分の大切な時間を費やすよりも、

味方の人たちのために費やす方が楽しいしきっと幸せにつながりますよね?

学校や職場、新しい環境に身を置いた時はどうしても周りの人に合わせがちで

「自分らしさ」というものが無くなりやすいです。

人に嫌われたくない、

ついつい顔色を伺いながら日々を過ごしてしまう、

そういうことが私は多いので、この法則を思い出してもっと自由に生きたいっ!そう思えました。

職場の人間関係を解決する

仕事上の悩みでよく挙げられる職場の人間関係。

人数が多い職場となれば、その分不特定多数のいろんな価値観を持った人が集まることになります。

そうなると必ず、自分と合わない人が1人はいますよね。

学生の頃までは気が合う仲間と過ごすことがほとんどだと思いますが、

仕事をする上では関わる人を決めることはなかなか難しいです…。

どうしたら、もっと上手く関われるんだろうと悩むと思います。

その悩みに対してこの本では、

人との関わり合いで気をつけるのは仕事上のキーマン(直属の上司など)と、

気軽に相談できる人、

この2人だけにエネルギーを注いでいればOK!と言っています。

仕事の指示や決定権を持つ人にちゃんと確認できれば仕事は遂行されるし、

上司に聞くにはためらう内容は気軽に聞ける人に聞けばいい。

満遍なくみんなと仲良くなる必要はなくて、他の人とはドライな関係で良しとする。

そういう心持ちで良いようです。

ただそもそも自分にとってのキーマンと仲良くなるには、

気軽に相談しやすい人を作るにはどうすればいいんだ!って思いますよね。

これの解決は早く仕事で成果を出して信頼を生むことで、関係を向上すること。

会社に入りたては、自分がどんな人間なのか周りはわかっていません。

多少警戒されながら、どういうふうに仕事をする人間なのかを見られてると思います。

なので、仕事を真面目にこなしていく姿を見せることが関係を良くする方法だという事です。

私もこれを思い出してただひたすら仕事をこなすことに集中するようにしています。

ただ気軽に相談できる人というのがなかなかすぐには作ることは難しいです…。

「わからないことあったら何でも聞いてねっ!」な先輩に会えたら、もー大切にした方がいいと思います!

それでも、ちゃんと仕事をやっても、上手くいかない関係性もあると思います。

そういう時は他部署の人に相談したり、異動願いを出したり、転職をするのも手だと思います。

自己肯定感を高める方法

人から褒められてもどうせお世辞なんじゃないか…と疑ったり、

機嫌が悪い人が周りにいると自分のせいだと思ったり、

自分なんか…という言葉をつい口に出してしまったりと、自己肯定感が低い時ってありますよね。

こんなこともできない自分には価値がない…などと、

自分でハードルを高くしてしまい自己否定につながってしまう時も自己肯定感が低い時と言えます。

そんな時は、自分を否定する自己否定感をまずリセットすることが大事なようです。

ノートとペンを用意して、

その日あったネガティブなこと・思ったことを1行書きます。

「テストで悪い点を取ってしまった」

「仕事で連絡ミスをしてしまった」

など、例えばこんな内容です。

次の2行目には1行目の内容に対して、

「そんな時もあるよ」「次頑張ればいいよ」と

励ましの言葉となるようなこと書きます。

これがネガティブな自分を受け入れる「自己受容」となり、

生まれた自己否定感をリセットします。

自己否定感をゼロに戻すこと、

これが自己肯定感を高めることにつながるみたいです。

3行目以降は今日あった良いこと、

嬉しかったことなどポジティブなことで終わらせると良いようです。

実際に自分の中に溜め込んだモヤモヤを紙に書くと、

言語化するときに気持ちがいくらか整理され落ち着くのでおすすめです!

完璧主義者の人の中には人に愚痴を話すことが苦手だって人もいると思います。

完璧に良き人間でいようとして、

いつの間にかストレスを溜め込んで、

ある日ポキッと心が折れてしまったり、はたまた爆発してしまったり。

ノートに書く方法なら、他の人に愚痴を聞いてもらう必要はなく自分だけが見る状況なので良いと思います。

2行目で自分を励ましているときに、冷静に客観的に自分を見つめ直すことにもつながって良いと思います。

まとめ

ストレスって程度の差はあれど、ほとんどの人が感じるものだと思います。

上手くストレスと向き合っていくことが、生きやすくなるコツとなりそうですよね。

この本で方法を学んだだけだと効果は表れません。

少しずつ取り入れられそうな方法から実践していき、そして継続していくことが大事ですね。

アイキャッチ画像:Free-PhotosによるPixabayからの画像

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